年齢:30歳
所属:ウライオス第二部隊 部隊長
出身:イシスアセト 王都
身長:181cm
一人称:私
髪色:アンティークゴールド
目色:アイスブルー(縦瞳孔)
服装:白シャツ、黒ネクタイ、隊服のロングコート(裏地はボルドー)、黒い革手袋。
特徴:常に右脇に黒い刀を差している。左手の手首と左鎖骨あたりに刺青のような陣が描かれている。
5年前からウライオス第二部隊部隊長を務める、国内最強と称される程の魔術師。部隊長らしく部下の教育指導、報告書の確認などを行うほか、他隊員の知らない極秘任務を請け負っている。第二部隊は少数精鋭部隊のため、欠員が出た際や大規模作戦の際は戦闘員として現場に赴くことも少なくない。部下教育で直接訓練につくことも多いが、一切の手加減をしないため鬼上司と呼ばれる。
表情が薄く淡々と喋るため冷徹な印象を与えがちだが、部下など周辺の人物への思いやりも持つ。隊員たちはゲラルトを慕っていて、第二部隊の結束は固い。常に命を捨てに行く覚悟で戦うウライオス隊員だが、任務ではその反動で気が緩むこともしばしばあり、中庭で訓練と称してスイカ割りをしたりとやりたい放題だが、部隊長が止めることはあまりない。ゲラルトの家にはよく隊員が上がり込んでご飯を食べて喋り散らして帰っていくが、それもあまり気にしていない。
過去に身内と暮らしていた広い家に1人で住んでいるが、家は常に綺麗に整えられていて、料理が得意。多忙のため趣味らしい趣味はない。普段は少し抜けているところもあり、人の顔をあまり覚えていない(関心のない人にとことん関心がない)節がある。用事が終わって1人になるとすぐに寝てしまい、起きない。
マベとは訳あって不仲。
体内に過剰な魔力を溜め込み、出血とともにその魔力を解放する。魔力解放が起きるとゲラルトの全ステータスが上がる。意図して周囲の魔力を自分に集めることができるほか、魔力を取り込まずにそれ自体を物質のように動かすことが出来る。周囲の魔力を喰らい尽くして範囲内にいる術師の魔術をキャンセルしたこともある。
解放された魔力は果実のような甘くほろ苦い匂いがし、血液もいわゆる血液の味ではない。匂いも味もゲラルト自身の体調に多少左右される。魔力干渉に弱い者ならその匂いを嗅いだり血を浴びたりするだけで不調を起こす。(人によって感じ方が違うという描写がある。ミラは「二日酔いの感じ」、マベは「もっと他の何か」といったような表現をしている。)ゲラルト本人も出血すると血の匂いで好戦的になりやすい。
この力は無闇に使用しないようにしているため、同隊員でも詳細を知らない者が多い。それらがとある組織によって改悪されたものであると知る者はごく僅か。
一般的な魔術はほぼ全て使いこなせるいわゆる”陣無し”の魔術師だが、非魔術師である一刀(義理の父親)に鍛えられたため普段は魔術らしい魔術はほぼ使用しない。武器は形見の黒い刀。手数は少なく派手なモーションもない一撃必殺の戦闘スタイルを取っている。
対人戦では武器を使用しない近接戦闘を行う場合があり、本人曰く「一刀さんに鍛えられたから、不殺のCQCは得意」。一方で加害側の人間に容赦がなく、生かしておく必要が無いと判断してすぐに皆殺しにしてしまうため、隊員たちから「シェズム方式」と皮肉って呼ばれている(が、本人は気にしていない)。
戦闘中、口数は多くなく冷静。もともと実力差を見せつけるために相手を過剰に追い詰める癖があるが、特に出血量が多く狂ってしまったときは歯止めが効かなくなり、後から反省することもしばしば。
【※特記】
新月の日に限り、魔力解放と過剰吸収のレベルが格段に上がる。
この状態で大量に魔力消費を行った場合、広範囲の魔力を大量に吸収することになる。
双子の兄として産まれたが、過剰に魔力を溜め込む体質を持っていたため地下に閉じ込められて育った。8歳頃に詳細不明の事件が起き、一家全員死亡。地下にいたゲラルトだけが生き延びた。とある施設に引き取られて左手首と首元に陣を刻まれ、魔力を送り出すための道具として2年程使われた。
ウライオス前隊長である一刀がある施設を殲滅しに来たときに救い出された。ゲラルトの存在自体が機密事項であること、その能力の制御が難しいことから処分になるところだったが、一刀が育てることを条件に生かされ、その後2人で暮らすことになった。一刀のことを本当の父親と思い慕っている。
ウライオスの試験を受け入隊し、その当時から他隊員を圧倒できるほどの実力を持っていた。5年前に一刀が任務中に死亡、その任務を引き継ぐと同時に隊長の役職についた。